やらないで後悔するより、やって後悔
高校3年の頃、県外の大学に進学したい気持ちがあった。
しかし、一人暮らしに対する不安や、興味だけの中途半端な気持ちで行くことが怖く、結局県内の大学に進学。
やりたいことより楽な道→後悔
大学に入り、目標もなく、バイトと学校の行き来しかしていない自分の現状にモチベーションが上がらなかった。
そんな中、県外に進学した友達と会った時、自分にはない「変化」を彼らの中に感じるようになった。
親元を離れているため、かなり自立しているように感じた。
また、県外から見る沖縄への視点や、沖縄では経験できないことを経験しており、とても羨ましく感じていた。
一皮剥くために甘えずに県外に進学すればよかったなと後悔ばかり募っていった。
これ以上「やらないで後悔」したくない
自分で今の大学を選び、せっかく両親に通わせてもらっているのだから、
「やっとけばよかったという後悔を残したくない」
そう思った。
私は大学2年生の時、思い出づくりとして学祭で屋台を出店したいと思った。
そして友達と協力し合い、学科の女子に声をかけ、学祭で屋台を出店した。
これを機会に今まであまり関わりがなかった人とも深く交流するようになり、そこから大学生活が楽しくなった。
この経験以来、「やらないで後悔するより、やって後悔」を座右の銘にした。
挑んでみよう
県外に出て、成長したいなら、ラストチャンス。
“日本の経済の中心地である東京のベンチャー企業に就職しよう”
私の家は、両親が共働きで、母が公務員、父が自営業をしている。
そんな両親の元で、「安定のために、公務員になりなさい」と育てられた。
私も、流れで公務員になるつもりでいたが、いざ就職活動をするとなると本当それでいいのかと迷い始めた。
就活について悩んでいた私が相談をしたのが、ベンチャー企業を受けていた先輩だった。
先輩に
「今の時代の安定は、公務員とかじゃなく、自分にどれだけスキルをつけるかだよ」
と言われ、
この言葉にビビビときた。
私は、両親を説得し、東京での就職活動を行った。
なんくるないさ〜
(“なんくるないさ”とは、沖縄の方言で“どうにかなるよ”という意味。)
いざ、東京に就職活動をしに来たのはいいものの、私は、自分のことを全然理解しておらず、
あまり物事を深く考えず楽観的に生きてきたことを恨んだ。
やりたいことが明確になかった私は、夢をしっかり持っている友達と話すたびに落ち込み、東京から逃げ出したくなる夜もあった。
しかし、ここで諦めても何も変われない自分が見えていた。
私は前を向き、いろんな会社を見ていく中で
「何をやりたいか、ではなく、誰と働きたいか」
が自分にとって大事だと分かった。
そんな中、出会ったのがシアトルコンサルティングであった。
チームワークを大事にしている会社、仕事も遊びも全力でやる会社。
私は一目惚れをした。
この先何があるかわからないけど、自分がぶつかる困難も、誰かに立ちはだかる困難も、
仲間と支え合って乗り越えていけたらいいなと思う。
諦めず、“やり尽くした分だけ結果はなんとかなる”と自分を信じて前に進んだことで、
今までの自分とは変わり、少し成長できた気がする。
“なんくるないさー”という言葉は、楽観的と思われることもあると思うけれど、
私はやることをやったなら結果がどうであれ、それが未来に繋がるという意味で
「人生いろいろあるけど、なんくるなる!」と思い、私なりに頑張りたい!
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