脱・極端
私の性格
「人と話すことが好き」、「いろんなチームで明るい雰囲気づくりを大事にしてきた、所謂ムードメーカー的存在」
など、明るいキャラクターをアピールしてシアトルコンサルティングに内定をいただきました。
小中高ではとにかく騒ぐことが大好きで、よく先生から注意される生徒でした。
その反面、実は根っからのネガティブ人間で、物事を深く考えすぎてしまう癖があり、
ピークは中学から高校でしたが、現在も置きに行く考えが先行してしまうことも多々あります。
周りには、”謙虚で喜怒哀楽の激しい熱い奴”と良い表現をしてくれる友人もいれば、
”振り幅が極端なネガティブな奴”と素直に表現してくる友人もいます。
私自身は、客観的に見ると後者になると思っています。
こう考えてしまう点も、ネガティブからきていたのかもしれません。
「ダメ元」で考えておけば失敗してもそこまで落ち込まない
生まれつきマイナス思考だったわけではなく、
小学校までは応援団長として集団をまとめるような、好奇心旺盛で目立ちたがり屋な性格だったと思います。
いつからマイナス思考が入ってきたのか、自分でも正確な原点を理解しておりませんが、
それはおそらく、これまた小学校時代からの小さな意識からだったのではないかと考えます。
自分では手応えがなかった算数のテストが、予想以上どころか100点だった。
ドッジボールで勝てないと思っていた相手に勝てた
など誰でもしていると思いますが、
「思っていたより~」
といった経験を時々していました。
そこで当時の私は何を思ったのか、
最初からマイナスに考えておけば~という浅はかな意識をするようになりました。
そしていつしか
「マイナスに考えていれば成功するし、元々だめだと思っているのだから、ダメだった時に傷つくこともない」
という思考になってしまったのです。
その意識は、
レギュラー争いを続けていた中学の野球部時代、
メンバーが少ない分人間関係で苦労した高校のテニス部時代、
そして、受験生として勉強している時期
に影響が出てしまい、1人で考え込んでしまうようになりました。
そして、浅はかな考えから生まれた癖のツケが回ってきます。
持病がマイナス思考を変えた
高校2年生の秋、毎朝のルーティーンであった大好きな熱い味噌汁を飲んでいると、
下腹部に激痛が走りました。
しばらくすると治まったので放置していると、次の日の朝も腹痛に襲われました。
謎の腹痛に連日苛まれる一方で、期末テストで初めて赤点を取ってしまいました。
しかも3つ。
担任やテニス部の顧問の先生からプレッシャーをかけられ、
自分のふがいなさにも絶望し、精神状態は最悪に。
腹痛は治るどころか、血便も出るようになりました。
流石におかしいと思い、後日検査をしてみると”潰瘍性大腸炎”という病気にかかっていました。
国から認められている不治の病の1つで、症状が出ている時期は食べ物や飲み物を摂取するとすぐに腹痛が起き、
最悪な時は血便まで出てしまうものです。
著名人では安倍総理やオリックスバファローズの安達選手、
女優の高橋メアリージュンさんなど、私たちの知っている方々も同じ病気にかかっています。
明確な原因は解明されていませんが、おそらく精神的な疲労からくると言われています。
不治と聞いた時は流石に少し落胆しましたが、
宣告されても予想以上に元気でした。
かかってしまったものは仕方ないし、メンタルが弱い自分もいけないと、
自分なりに冷静に分析したからです。
そしてそこから少しずつ、マイナスに考えてしまう癖が緩和されていきました。
持病が発症している時は大好きなカレーライスなどを満足に食べられないので、
もどかしい思いを強いられますが、私自身悔いたことはありません。
自分のマイナス面が緩和されただけでなく、先ほど挙げた安倍総理やオリックスバファローズの安達選手、
女優の高橋メアリージュンさんの活躍がモチベーションにもなっています。
まとめ
持病について少し語りすぎたかもしれませんが、こう振り返ってみると、
我ながら少しは振り幅が縮んだと感じます。
とは言え、時々マイナスに浸ってしまうこともあるので、周りを気にせずもっと我が道を歩みたいところです。
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