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先入観にとらわれない、 自分が受け入れるということ

1人暮らしへの挑戦

私は周りに迷惑をかけてばかりだ。

自分を変えたい。
1人でも生きていける強さが欲しい。

そう思い、地元の関東を離れ、誰も知り合いのいない土地で1人修行することに決め、関西の大学へ進学した。

それでも親には家賃などを補助してもらっているし、まだまだ独り立ちが出来たとは言えない。

しかし、1人で生きていくことの辛さや大変さ、周りの人たちの大切さを充分に知ることができた。

そしてもうひとつ大きな学びがあった。

スタディーツアーとの出会い

私は大学2年生のとき、友人に誘われ「海外フィールドワーク実習」という授業の説明会に行った。

その授業は、夏休みの間にどこか途上国へ行き、
ボランティアなどのフィールドワークを通して、途上国の現状や課題を知ることを目的としている。

そして、後期の授業でそのフィールドワークの内容や学んだことなどを、下級生へ向けプレゼン発表する。

当時途上国に興味はあったもの、行く勇気や機会がなかった私は、まさにチャンスだと思った。

結局、誘ってくれた友人は受講せず、むしろ私が1人受講することになる。

スタディーツアーでの学び

スタディーツアーは大学2年生のときにベトナム、3年生のときにインドへ行った。

ベトナムでは、主に孤児院でのボランティア活動をした。

体は弱いけど勉強が好きで、英語が堪能な子もいれば、
心臓が悪く運動ができないが、スポーツ観戦が好きという子もいた。

勉強したいがペンがなくてできない。だからペンが欲しいと言われ、持っていた筆箱のペンをあげた。

みんな何か悩みを抱えながらも、今を一生懸命生きていた。

私は恵まれていると感じたし、もっともっと頑張ろうと思えた。

インドでは、ホームステイやスラム街訪問、日本人が建てた小学校へも行った。

ホームステイ先は、裕福な家庭だったと思う。

家族みんな英語が堪能で、家も広く大きかった。
その後スラム街を訪問したため、インドの貧富の差を実際に感じることができた。

日本人の建てた小学校「マザーベイビースクール」は、無料で通うことができる。

お金がなくても学びたいという子どもたちが、元気に授業を受けている姿を見て、
勉強や学校をサボりがちだった私に喝を入れられたような気がした。

このような学びや気付きを、プレゼンで後輩へ向け発表した。

少しでも途上国やスタディーツアーに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しい。

これから大事にしていきたいこと

大学生になってから途上国への興味が湧き始め、実際に足を運んだが、想像していたものは全く違った。

「治安が悪い」「みんな貧しい」などのイメージはただの先入感でしかなかった。

途上国の中でも治安のいい場所はあるし、裕福な家庭も存在する。

そして何よりも、今もこうして親の支援を受けながら大学へ通えているという、自分の置かれている状況の豊かさに気付いた。

私はこれから、何事も先行した「イメージ」で物事を判断することはしたくない。

それは「偏見」につながる。

疑問に思ったことや、気になったことはそのまま放置せず、
自分で調べたり実際に自分の目で確かめるということを心がけ、
「検索能力」を向上させていきたい。

そして、その学びや気付きを自分の中だけで留めず、「外へ発信していく」ことを意識していきたい。

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