• 現在
  • 大学時代に経験したこと

強さよりも楽しさ

無いなら作る

必死の思いで勉強して、第一志望校に合格したは良いものの、
僕は大学でこれだけはやりたいっていうようなものはなかった。

そこでとにかく自分がやりたいこと、興味あることを全部やってみることにした。

最初、サークルは5つぐらい入った。

しかし、最終的にはどのサークルも辞めてしまった。
やる気がなかったわけじゃない。

むしろ部活や、ボクシングと本気で取り組んでいた自分にとってサークルというのはとても違和感であった。

だから自分たちで作ってみた野球サークル

入学して早々に気の合う友達を見つけることができ、意気投合した。

俺らで全部作ったらめっちゃおもろいんちゃう!?

こんな感じだった。

周りの野球に興味ある面白いやつを集めた。

最初は9人ギリギリ。

1人でも休んだら他のサークルから助っ人として来てもらっていた。

それでも本当に楽しかった。

自由にやってみる

全部自分たちでやるっていうことは楽しいが、やはり大変だった。

試合の日程、場所の確保、サークル費、ボール代もバカにならない。

どの大会にでるか、学園祭はなにをするか、9人という人数でできることに限界があった。

そして、僕たちが2回生になり、1回生を本気で勧誘することになった。

どうやったら1回生が来てくれるか。

試行錯誤した結果、自由にやってみることにした。

お花見、BBQ、ボーリング、校舎の前での漫才もやった。

どれも野球とは関係のないものだが、どれも効果は抜群だった。

来てくれた人はみんな笑顔だったし、僕たちの1番伝えたいことは伝わったと思う。

僕たちは1番強い野球サークルではなく、

1番楽しい野球サークルを目指しているということ。

3回生になっていつのまにかサークルは70名を超える大きなサークルになっていた。

人を巻き込むパワー

人数が70名を超えると9名だったころとは別の問題がでてくる。

野球とは9人でやるもの、もちろん毎回70名全員が来るわけではないが、
50名ぐらいは平均して来ていたと思う。

強いチームを目指すなら強いメンバー9人を選出して1試合丸々行うが、
僕たちは1番楽しい野球サークルを目指していた。

せっかく、試合に来てくれているのに、ボールに触れずバットも振れず、
見学や応援だけでは楽しくない。

だから全員が一回でも多くバットを振れて、ボールに触れるように試行錯誤した。

試合が終わっても紅白戦ができるように長めにグラウンドを借りて野球をした。

皆んなの学園生活の1番の居場所となるように心掛けた。

サークルを引退して、嬉しかったことは、僕が試合を休んでしまったときに

「慎太郎がいないと勝っててもおもろないわ!」

と言ってくれた仲間がいた。

そのことが本当に嬉しかった。

僕は高校は陸上部で、野球は中学3年間しかやってこなかったのでそんなに上手ではないけれど、
そういう風に思ってくれている人間がいることがとにかく嬉しかった。

皆んなで大声を上げながら野球をした京セラドームは一生忘れないと思う。

このサークルで培った人を巻き込んで大きなことに突き進む力はこれからも大切にしようと思う。

一緒に働く2020年新卒メンバーを募集しています!

4月から入社するシアトルコンサルティングで一緒に働く2020年新卒メンバーを募集しています。
2020年新卒採用サイトはこちら

以下からエントリーをお待ちしています!!

関連記事一覧