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ありふれたふつうの人生を歩んできた。

人生は選択の連続

「人生は選択の連続」

シェイクスピアが残したこの名言の通り、
人間は1日に1000回以上の選択を繰り返し、
その結果が現在に繋がっているらしい。

昨日の選択は、寝て朝が来たらリセットされるわけじゃない。
ちゃんと繋がっていて、自分を形成する要素となっている。

しかし、そうなると、現在に不満や不運がある場合、
過去の自分の選択が原因ということになり、
後悔を生むばかりではないだろうか。

人生は消去法≒妥協の結果

そこで振り返った。

見えたものは、わたし自身の現在は、
これまでの人生の選択というより

「消去法」による結果なのではないだろうかということだ。

消去法と選択。

どちらも、○と✖️で判断する要素を持ち合わせている点は似ている。

しかし、感覚的に少し違う。
消去法による結果には、マイナスの要素が含まれているからだ。

鞄を買うことで例えてみる。

まず、わたしたちが鞄に求める要素は、

サイズ、色、使い勝手、素材、ブランドの有無くらいだろう。

これらの要素のみで鞄を購入した場合を、単純な選択とする。

一方で、上記の要素に、
「予算=マイナス要素」が加わった場合、
単純な選択ではなく消去法による選択と言えるだろう。

その消去法を経て次のステップへ進むと、
ふたつの選択が待っている。

①求める要素をクリアする鞄があっても、予算をオーバーしているため、買わない。

②予算内で済ませるため、求める要素は全てをクリアしているわけではないが、もっとも理想に近かったものを購入する。

この場合、②で購入した鞄は、
消去法≒妥協による結果、得た鞄となる。

このように、わたしの人生を振り返ってみると、
各ライフステージの分岐点で、
自身の持つマイナス要素により、単純な選択を出来なかったことが多々あった気がするのだ。

さいごに

マイナス要素によって選択したこと、
つまり妥協したことはこれまでの人生でたくさんあった。

欲しいものは手に入らないことが多かった。
例えば、欲しかった流行りの洋服。

親に買って欲しいとは言えなかった。

でも、お小遣いも少なく、自分では買えなかった。

また、あの時ああしてれば、と後悔することも多かった。

例えば、中学時代仲の良かった友人と小さな喧嘩をきっかけに、
今は連絡を取ることすら出来なくなってしまった。

あの時、意固地にならず素直になれていれば、今でも笑いあえる友人でいられたかもしれないのに。

それでも、単純な選択をしたこともある。

妥協して、けれど結果としてよい選択だったこともある。
思いがけず手に入れたものが、今では大切なものになっていたりもする。

不幸だと思うことと同じくらい、幸福も感じていた。
これまでの人生全てが悪いわけじゃなかった。

そんなありふれたふつうの人生を歩んできたわたしは、
これから先もマイナス要素の多い人生の中で自分のことを鼓舞しながら、それなりに生きていくのかもしれない。
毎日たくさんの選択を目前にして、それでも考えながら進むことを止めないようにしたい。

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