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挑戦し続ける『探検隊セブン』

私の出身は長野県の北部にある小さな村。
冬は雪が家の二階近くまで積もる。
人口は約3000人弱で、小学校の同級生はわたしを除き、6人しかいない(笑)

ただそんな環境下でだから、味わえた体験もある。

当時、新しく小学生2年生の担任になった先生の方針として、

「自分で考え、自ら行動する」

ということを挙げていた。

先生のいうことをしっかり聞いて、その通りに行動することを大事と教えられていた
私たちにとって、全く理解できなかった。
 
しかし0から授業内容を自分たちで考えさせてくれる先生に、
小学生の私たちはワクワクしていた。

そこで自分たちを「探検隊セブン」と命名し、常に疑問を探求し、解明しようと志した。

挑戦するなかで、気づくことも

それからというもの、生活の中でふと疑問に思ったことは調査し、
やりたいと思ったことにはとことん挑戦してきた。

そんな中、4年生の冬に、担任の先生が転勤することが決まった。

最後の挑戦として、7人で公共の舞台を借り、
パントマイム公演(言葉を使用せず、体のみで表現する演劇)を開催することにした。

開催にあたって、公園のプロデュース、演技の指導、舞台のアシスタント等、
たくさんの大人が協力してくださった。

当時は自分の表現方法について、研鑽を積む毎日で、いっぱいいっぱいだった。

あっという間に、公演当日になり、
サポートしてくれた方々に挨拶をする間もないまま、公演は大盛況のうちに終わった。

現在、振り返ってみると、こんなにも協力してくれた方々がいたことに驚きと感謝でいっぱいである。

それと同時に、彼らの協力がなければこんな大きな目標を達成することはできなかった。
私たち7人の小学生に対し、この公演のサポートをしてくださった方たちは数十人いた。

ふと「グループ」「チーム」の違いについて考えたことがある。

「グループ」にはなくて、「チーム」にあること、できること。
それは、1人1人の思いや力が大きな目標を達成できることだと思う。

何十人もの力で目標を達成した経験が、わたしに「チーム」という概念について考えるきっかけを与えてくれた。

そして、当時の仲間から、学んだことがもう1つある。

それは「リーダーシップ」という概念である。

7人という小さな組織でこそあったが、私たちの教室にはよくあるようなクラスの委員長的な存在がいなかった。
(この記事を書きながら、大発見だと自負している)。

誰もまとめ役がいない中、クラスが一丸となれた背景にあったのは、
1人1人がいわゆるリーダーシップを発揮していたことだと思う。

自分が課題や疑問に思ったことに関しては、
その人が中心になって、調査をしたり、課題を解決したりしてきた。

組織の内部で、全員が中心的な存在になり、全員がサポートに回ることができることは組織としてうまく機能する。

自身の経験から、リーダー1人に頼りっきりにならないため、仕事がうまく、早く進む。
当時、身についたことは現在も日常生活や大学のサークル運営等する上で生かされている。

常に挑戦をし続ける「探検隊セブン」

就職活動中に話を聞いたり、実際に会ったりした社会人の方の中で、
仕事をしながら輝いて、そして成功を収めている人たちがいた。

彼らに共通して言えたことは、あの時、担任の先生が教えてくれた、
「自分で考え、自ら行動する」ということを実践している人たちだった。

常に挑戦をし続ける「探検隊セブン」であり続けること。

それが、私の人生の指針になっていることである。
常に自分の頭で考え、挑戦を恐れないことを心に持ち続け、成長していきたい。

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