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続けることの難しさと大切さ

小学生の頃は、休みの日に友達と遊んだあとは親が共働きのため、
兄妹や、時には一人でゲームをしたり録画したテレビを見て過ごすことが多かった。

今、家に帰るととりあえずテレビを見る習慣はそこからきてるのかも。

チームメンバーの頑張りが自分の支えに

中学で部活に入ることになった。

小学生のころはあまり体を動かしていなかったのと、
兄が野球部で、チームと楽しそうにしてるのを見て、

「運動部に入りたい」と思い、いろんな部活を体験させてもらった。

たくさんの部活の中で、先輩は優しいし、
ちゃんと教えてくれるしここだ!と思って私はバレー部に入部届を出した。

でも、入部して日を追うごとに私が最初見ていたバレー部とは違うことに気づいていった。

優しく教えてくれた3年生はだんだんと部活に来なくなり、
代わりに2年生が部長となり、指揮を執るようになった。

それから部活はガラッと変り、2年の先輩の指導はすごく厳しく、
1年生と2年生の間はぎすぎすした雰囲気になっていった。

それでも、部活が終わって1年生のメンバーで部活でのことを話して帰るのが楽しかったし、
心の支えになってたから続けられた。

「先輩は怖いけど、ほかのメンバーも耐えて頑張っとるんじゃし、あたしも一緒に頑張ろう」

と思えた。

続けてきたことを辞めると、もう1度続けることは困難

でもそんな中、厳しさに耐えられなくなってしまった1年生メンバーが2人辞めた。

正直、うらやましいなと思った(笑)

「このしんどさから解放されていいなあ」って。

そのことがあってか、ほかのメンバーもちょくちょく休むようになって、
練習試合に1年生は私1人っていう日もあった。

今まで、同じ状況で頑張る仲間がいるから続けれていた私も、

仲間がだんだんと来なくなり、

「1人で頑張ってる」

という孤独感を感じ練習に行くのが憂鬱になっていった。

そして、私も部活を休むようになってしまった。

一度休んでしまうと、びっくりするくらい次の練習も行きたくなかったし、
先輩に何を言われるか…って行きづらかった。

「一回続けることを辞めると、またもう一度頑張ることが難しくなるんだなぁ」

って身をもって実感した。

 

強く続けることを意識することで変化する心

その日から、どんだけしんどくても、どんだけ行きたくなくても、

「今行かんくなったら、続けれんくなる」

って言い聞かせて頑張ることにした。

そしたら、いつの間にか先輩と交代で試合にも出れるようになって、
上手くなっていくことがうれしかったし、不思議と「部活を休みたい」とは思わなくなっていた。
 
そうしてバレー部を続けて、先輩が引退のとき、なんとキャプテンに選んでもらえた!

すっごくうれしかった。

継続力が選んでもらった1番の理由だときいて、

「あの時続けることを諦めずに頑張って良かった」

って思った。

行きたくなくて、辞めたくて仕方ないときもあったけど、
こうしてキャプテンになれたのは先輩たちの厳しい指導のおかげだとも思った。

優しい指導なら、こんな風に悩んで「続けること」について学ぶことがなかったかもしれない。

3年間のバレー部を通して

「続けていくことの難しさと、大切さ」

を学べたことは、今の私にとって宝物のひとつである。

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