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「自分の意思を持つこと」によって、人生が大きく変わった

自分の意思を伝えられない12年間

私は、中学に入るまで自分の意思や考えを人に伝えることが苦手な人間でした。

小さい頃からサッカーをやっていたのですが、

「自分はこうしたかった」「こうして欲しかった」

という自分の意思をチームメイトにうまく伝えることがなかなかできず、
コーチにも「お前は気持ちが弱い」と度々怒られたりして、苦労したのを覚えています。

自主練するときも自分から何か考えてこなすのではなく、
父に「練習行くぞ」と言われてそれについて行っていました。

親に言われてそれを断らないでやることが当たり前で、
今思えば何も考えず誰かについていくのが楽で、ただただその環境に甘えていただけなのだと思います。

だから、相手に自分の考えをぶつけるのは大変難しいことでした。

弱さを知り、自分の意思を伝えられるように変化

そんな私は小学校卒業後、中学ではサッカーで千葉の強豪クラブチームに進むことになりました。

強豪チームとなるとそれなりに小学生の頃活躍してきた選手が集まってくるので、
自分の考えを周りにきちんと伝えることができる選手でなければ、
ライバルたちに勝って上のレベルで戦っていくことができません。

チームに入ってから自分の短所をより感じるようになり、
「変わらなければ生き残れない」と思うようになり、自分の意思を持ち、
伝えることを意識してサッカーに取り組むようになりました。

そして、中学2年生の春に80人同期の選手がいる中で
ようやくトップチームでレギュラーの座を勝ち取ることができました。

夏の県大会の試合後、「やっと一皮向けたな!」と総監督に褒められたときはすごく嬉しかったのを覚えています。

しかし、私はその頃ちょうど一生に一度の反抗期を迎え始めていました(笑)

やっと自分の考えを相手に伝えるということの大切さを肌で感じはじめていたときなのに、
私はそれを悪い方向で活かすようになってしまいました・・・。

「なんで俺はここでサッカーやってんだろう」、「本当にサッカーが好きなのだろうか」

など、今まで考えたことのなかったことを考え、同じようなことを考えている友達と遊ぶようになり、
いつしか自分の居場所がサッカーグラウンドではなく、学校の友達との遊びの空間になっていきました。

「なんで周りは好きなことやって遊んでるのに自分だけこんな必死にサッカーやってるんだろう」
今の自分がどうしてもバカに思えてしまいました。

サッカーの練習に行かずに友達と遊ぶという生活を繰り返し、
両親の反対を押し切って結局中学3年生の夏にサッカークラブをやめる決断をしました。

自分の意思に責任を持つこと

それから適当な生活を送り続けた私は、
特に勉学に励むのではなく地元の高校に入学することになりました。

何かに必死になって打ち込むというものがなくなった私は、
目標を見失い自分はなんのために高校生活を送っているのかわからなくなりました。

このまま自分がやりたいことばかりやって生きていったら将来どうなってしまうのだろうと考えるようになり、
今までまともに勉強に励んだことがなかった私が大学受験を決意しました。

大学のゼミやバイトで人に支持する立場を任されることが多くなってきた現在、
「自ら意思決定しそれを相手にしっかり伝えることの大切さ」を中学での経験で学ばなければ、
今のような充実した日々が送れていることもなかったと思います。

また大学受験の決意然り今まで踏み込んだことのない未知の領域まで
いろいろなことに挑戦していくこともなかったと思います。

私は学生時代の経験を通して以下の3つのことを学びました。

① 自分の意思を持つ
② その意思に責任を持つ
③ その意思を相手に自分の言葉でしっかり伝えられる

これら3つのことは、自分に何かしらの気づきを与えてくれるものであり、
自分自身を成長させてくれる手段の1つであると実感しました。

あと数ヶ月で社会人になりますが、この3つのことを意識して
会社でも自分のアイデアや意見に自信を持って伝えられるように日々精進していきたいと思います!

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