私がシアトルに入社を決めた理由は、シアトル社員の人柄の良さに惹かれたからです。
私は就職活動において、ITベンチャー企業を見ており、シアトルもそのうちの一つでした。
そのような企業の面接を受けていく中、初めは内定を貰いたいが為に、自分をいかに良く見せれば受かるのかということばかり考えており、本当の自分を隠しながら面接に臨んでいました。そのため選考を通過しても、偽りの自分のままでこの企業の選考を受け続けていいのだろうかと自分の中でとてもモヤモヤした気分になっていました。
それに対してシアトルで受けた面接では、今まで受けた他社とは全く異なっており、自分のことを知ろうとしてくれる気持ちが伝わったため、自分もそれに答えるように本音で全て話すことができました。それと同時に、シアトルの社員に対してとても良い印象を持ちました。内定を頂いた後も少し就活を続けていたのですが、同じ21卒の内定者と顔合わせをした際に、人柄もよく面白い人ばかりだと感じ、最終的にはシアトルの人柄の良さで入社を決めました。
フィリピンの語学学校で働いていた時に、生徒の数を倍以上に増やしたことです。
私がその語学学校に来た当初は生徒の数がおよそ50人であり、まだまだ学校の規模としては小さいものでした。講師は全員がフィリピンの有名大学出身で、講師の質は高かったため、生徒が少ない状態が続くのが悔しいと感じました。そこで顧客の満足度を上げて生徒の数を増やそうと考え、既存の生徒にレッスンについての感想を聞き、その中で出た良い点や改善点などを、毎日のミーティングで共有して話し合うという事をしました。
しかし初めは私の英語力が拙いことが原因でなかなか上手く伝えられず、業務改善に繋がりませんでした。彼らに伝わりやすいように工夫をする事で、講師全員が協力してくれるようになり、一つのチームとして良いレッスンを提供していこうと全員が同じ目標を持って動くことが出来ました。
その結果、生徒からの満足度も上がり、口コミによって6か月間で100名以上の生徒を新規で獲得することができました。その際にチームとして同じ目標を持って取り組めばこんなにも効果があるという事を学びました。
私はシアトルでどのような時代であっても、価値を提供できる人になりたいと考えています。
そのように考えるきっかけとなったのは、一人で行ったベトナム旅行です。大手企業に勤める方に出会い、会社での話を伺ったことをきっかけに、自分の将来について考えるようになりました。
その方は給料や休みに関しての不満は全く無いが、仕事内容に対しやりがいを感じることがなく、誰にでもできる仕事であるため、スキル向上に繋がるのか将来が不安で転職を考えているということを仰っていました。
その際にふと思い出したのが、トヨタの社長が「終身雇用はこれから厳しくなる」と言っていたニュースです。今の世の中はトレンドの移り変わりが激しいので、大手企業に勤めることができても安定できる時代では無いと感じました。入れ替わりの激しい世の中で生きるためには、どのような時代であっても価値を提供できる人になる必要があると考えました。
そのために、それぞれの時代にある課題を解決する能力、トレンドを意識して学び続ける姿勢を一番大事にしたいと考えており、シアトルに入社した際はその二点について強く意識しながら働きます。