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大学生で挑戦し学んだ3つの話

いつも見ている世界を違う視点で見ると、全く違う世界があるという話

大学生になると、みんな体験することが多くなるのがアルバイトである。

高校生の時は、禁止されていたので、当時わたしも大学生になったらアルバイトをしてお金を貯めたいと思っていた。

私は、シフトの変更がしやすい居酒屋と派遣バイトを始めた。

派遣バイトは募集が随時人手の足りない仕事から声がかかるため、予想以上の種類のアルバイトをすることになった。

飲食店をはじめ、100円ショップ、イベントの設営、撤去、引っ越し、試験監督、工場でネジの仕分け、
時には子供と遊具で一緒に遊ぶなんてのもあった。

こうした中で、お店の裏側で行われていることを目にすることができた。

いつも客側でしか考えられなかったことについて、店側の立場になって考えられるようになった。

飲食店でいえば、仕入れ、料理する人がいて、提供する人がいて、片付ける人もいて、いろんな人が一人のお客さんに関わっている。

提供側の人たちが大変な思いをして、今目の前に皿が置かれていることに少しは関心をもち、店側にも配慮しなくてはいけないと思った。

いつも見ている視点を少し変えるだけで、全く違う見え方がする。

これはアルバイトに限った話ではない。

これから仕事、人と関わっていく上でいろんな視点で俯瞰できる大人になっていきたい。

がんばるひとの眼は、本当にきれいで輝いていた話

前述でアルバイトの話をしたが、始めた理由は、趣味にお金が必要だったからである。

アイドルが好きな私は、働いたお金はだいたいここに費やした。(笑)

今回はその現場であった体験である。

好きなグループのあるライブで、観客へのサプライズとしてメンバーの一人がピアノを弾く演出があった。

演奏の途中、その子がミスをしてしまい緊張のあまりか、泣き崩れてしまったのである。

演奏は中断し、会場は混乱していた。

私は何度もライブに足を運んでいるのだがこうした場面は、これっきりである。

見ると彼女は過呼吸になりながら、他のメンバーに支えられていた。

もう一度ピアノに向かおうとする彼女の眼がどうしても忘れられない。

過呼吸で今にも再び倒れてしまいそうな、彼女がまさに必死になって演奏しようとしていた。

よく巷で「頑張る人の眼は、輝いている」なんてフレーズが使い古されているが、

この時初めて目のあたりにした。

やったこともないピアノを、たった3ヶ月で、しかも一万五千人も観客がいる前で、

さらに初めて立ったライブでやり遂げた彼女に胸を、文字通り打たれた。

さて、視点を変えて、私の眼は輝いているだろうか。

いつか自他ともに「自分の(あいつの)眼は輝いている」と言える、

言ってもらえるような地道な努力を重ねていきたい。

委員会では代表を務めた時の話

大学に入ったらアルバイトとともにやりたいと考えていたのが、課外活動である。

私は、学生だけで大学のオープンキャンパスを運営する委員会に入った。

そこでの話である。

委員会に所属してから、上級生となり委員長を務めることになった。

ただとても不安なことがあった。

小中学校では、クラス長や部長等務めることはあったが、どうしてもうまくまとめることができなかった。

いつもいつの間にか、普通の生徒、部員と同じ立場にあり、役職の任務を果たせなかったからだ。

そこで今回、「視点を変えてみること」が大事なのではないかと考えた。

今まで自分からの見方だけで指揮を執ってきたのだが、その時は他のメンバーからみて、

やりやすいリーダー像を考えてみた。

まず何をやるべきなのか、的確に各委員に伝えられる役割になろうとした。

すると今度は全体の様子がわからないので、情報を集め、発信し、全体像が各委員にイメージできるようにした。

さらに陰でがんばっていた姿に気づいてくれた委員から、

信頼を集められ、より運営がしやすくなるという好循環になった。

アルバイト、そしてライブの現場で学んだことが、こうして実際に生かすことができた。

成功体験から、大学で学んだこうした数々のことがこれからも役に立つと思う。

こうした貴重な、誰でも経験しえないような体験をさせてもらったことに感謝しつつ、今後も実践していきたいと思う。

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