勉強はテスト期間だけ頑張るタイプ(笑)
運動でもシャトルランはちょうどランクが上ったところでやめるタイプ(笑)
よく言えば「要領がいい」(と思う 笑)
でも悪く言うなら、高校に入るまでの私は本気で頑張ったことなんてなかった気がする。
勝つ気がないチームだった。
中学校に入り、先輩が優しかったっていう単純な理由でソフトボール部に入部。
私はキャプテンになり、ポジションはピッチャーに！
「ピッチャー兼キャプテン！背番号１番ってちょっとかっこいい♫」
なーんて思っていたが・・・・・肝心なコントロールはポンコツ。
いざ試合になるとファーボールの連続で17対0なんてこともあるくらい(笑)
練習すればそのうち上手になるだろう！なんて楽観的に考えてたけど、
3年生になってもピッチャーとしてはあまり成長せず、いつも練習試合は負けてばっかり。
ピッチャーとして不甲斐ない自分・・・。
けど、部員のみんなは誰もわたしを責めず、
「しょうがないよね、うちら弱いもんね(笑) 楽しければいいよね！」
って…
いつの間にか私たちは勝つ気がないチームに・・・
チームメイトの「勝ちたい、本気で取り組みたい」という想い
どこの部活も最後の地区大会に向けて、より一層練習に励む時期になった。
私たちはいつものようにただ楽しく練習をして満足していた。
ある時、1人のチームメイトが
「私は勝ちたい。最後くらいみんなで本気で練習していい試合をしたい。」
と言ってくれた。
そのことがきっかけで私たちはようやく勝つことを目標にチームとして団結できた。
その時まで、チームのみんなはもうどうせ弱いからと諦めているのかなと思っていたし、
自分も諦めかけていた。
しかしそう思ってる人は全員ではなくて、
ちゃんと勝ちたい、頑張ろう
と思ってる人がいることにようやく気づいた。
たぶん、あの時そのチームメイトが気持ちを打ち明けてくれていなかったら、
リーダーとしてまとめる立場に立ったとしても、
違う意見があるけど言えない人がいるという事にも
気づかない人間になっていたかもしれない。
そして最後の地区大会の結果は・・・
やっぱり私たちは本気になるのが遅すぎて、結果はボロボロ。
そして引退。
結果は残念だったし、辛い思いもたくさんしたけれど、
それ以上にチームの色々な性格の仲間と関わって、
人間として成長することが出来た中学時代だった。
バレー部との出会い。
高校に入り、最初は部活に入らず退屈な生活だったが、
知り合いの先輩から男子バレー部のマネージャーに誘われてマネージャーになった。
経験者よりも初心者の方が多い部員だったが、
チームみんなでバレーをすることが大好きな人達だった。
これまで勉強も部活も一生懸命になることがなく、
なんとなく過ごしてきた私にとって、
バレー部の先輩や部員との出会いは、そんな自分を変えてくれたきっかけをくれた。
熱い想いをもって本気になれる憧れと後悔
なかなか勝てずに苦しい思いをしていた時期もあった。
頑張っているのに結果が出ない姿を見て、
マネージャーとして何ができるのだろうと私も悩んだ時期もあった。
それでも彼らは諦めずに、練習だけでなく自主練もして頑張っていた。
そして何よりもチームの仲間とバレーをする姿が本当に楽しそうだった。
私は毎日マネージャーとして、チームの一員として充実した日々を過ごしていた。
何かに本気になっているみんなは私にとって憧れの存在だった。
私にもチームの一員として本気になることの楽しさを伝えてくれた。
・・・
それと同時に、自分の中学時代と比較して、
私もあの時もっと頑張っていたら・・・
と後悔が生まれてきた。
きっと私は、バレー部のみんなと出会わなかったら、
チームで本気になる事の本当の楽しさも素晴らしさも分からなかったと思う。
みんなに出会えたから、私もチームの一員として本気になり、充実した日々を送ることができたし、
部活だけでなく勉強も頑張る姿を見て、
みんなに負けないように勉強も頑張って志望校にも合格することができたと思う。
熱い想いをもって本気になれる事ってとても素敵な事だと実感した。
たくさん学んだこと、価値観が変わる事もあったけど、
そんな当たり前のことに気がつかせてくれたのがバレー部の部員達だった。
社会人として働く上でも、「熱い想いをもって本気になる」ことを体現していきたいと思う。
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