シアトルに入社を決めた理由は、京和さんとの距離が近いことや会社の思い描くビジョンに魅力を感じ、シアトルでキャリアを積みたいと思ったからです。
初めて企業説明会でお会いした際に、社員の方と近い距離で話している姿が、私が今まで見てきた社長と社員との関係性とは全く異なる物でした。私は京和さんと話している社員の方は長年居て、パートナーのような存在なのかと思っていたのですが、当時インターンをしていた内定者の方でした。すごく驚いたのと同時に、感激しました。若いうちから会社のトップと近い距離でお仕事ができるというのは学べることが多く貴重な経験であると考えています。
そこからシアトルに興味をもち、最終面接で京和さんから会社のビジョンについて伺った時、私もそこに貢献したいと素直に思えました。また私自身も日本中の社会人がもっと活き活きと働く世界を作りたいという思いを秘めていました。そのため京和さん含めTeamTechに深く共感できたことが入社の決め手になりました。
チームにこだわるようになったのは大学3年生の時の夏に参加した3daysのインターンがきっかけです。
そのインターンで学んだことの1つが、仲間の成長のために行動するという利他の心です。それまでのインターンでは仲間の成長よりも自分の成長や自分の貢献でチームを勝利に導けたかどうかしか考えていませんでした。また自分のために頑張るという気持ちこそが自分の全力を出すためのエネルギーになると感じていました。しかし、そのインターンでは仲間の成長のために自分の人生をかけろと何度も言われました。最初は全くそんな気持ちになれませんでしたが、最後の最後にはその気持ちになることができ、仲間のためにすべてを出した感覚を味わいました。
結果的にはそのワークは失敗し、悔しさと申し訳なさで涙が止まらず立つこともできませんでした。しかし学んだこととして、私は仲間のための方が自分のためだけでは出せない力を出せ、その自分の方が好きという事を知りました。その日から同じ感覚、それ以上の感覚を求めチームにこだわるようになりました。
私はTeamtechの概念を用いたワークを作りを学校と提携し授業または合宿を行いたいです。
現在シアトルではStarTeamを通しチームの状態を見える化することが可能になりましたが、私はその見える化した先の取り組みも含め、最後までそのチームに付き合いたいです。例えばそのスコアに対し具体的な解決案としてワークを準備して取り組んでいただき、再度スコア化し経過を見るなど、何らかの形でアクションをするといったことです。またどうして学生の方に取り組んでいただきたいかというと、生きていくうえで誰もが何かしらのチームに所属し目標をもって何かに取り組むと思います。しかし学校ではチームワークに関して全く教わることはありません。また、部活生などを除き、チームでの相乗効果というものがどういったものかを知ることもないでしょう。
私はチームワークの相乗効果を知り人生が変わりました。チームワークというものには人の価値観を変える力があると思います。それを学んだからといって必ずしも自分の道を見つけられるとは限りませんが、知った上で自身の人生の道を選択していただきたいです。